烏丸七条の交差点を東に行くと、七条通りに面して「七番館」の黄色い立て看板が見えてきます。お店の前には、メニュー看板のほかにも、契約農家からその日入荷したという野菜が数種類。
メニュー看板によると、本日の日替わりランチは、Ａランチ（肉）チキンのトマト煮込み、Ｂランチ（魚）サワラの衣揚げネギ味噌ソース。ともに720円で、ご飯、味噌汁、コーヒー付きです。さらに肉と魚の両方が選べるＣランチ（980円）もあるようなので、今日はそれをいただくことにしました。
トマトソースで煮込んだチキンの甘さと、辛めの味噌ソースにからめたサワラの衣揚げのさくさく食感。何よりも、新鮮野菜たっぷりの大盛りサラダが女子的にはうれしい。ジャガイモ本来の味がなつかしいポテトサラダつきです。
ランチメニューとしては、このほかにビーフシチューランチ（サラダ、ごはん、味噌汁つき、2000円）と自家製カレーライス（サラダ、味噌汁つき、770円）がありました。ランチに迷ったとき、必ず食べたいメニューに出会える街の洋食屋さんという感じです。

洋食のお店には珍しく、テーブルにはふりかけの小袋が用意されていました。「ご飯にはやっぱりふりかけ」という人もいますから、そういったニーズにも応えるお店側の心遣いといったところでしょうか。
心遣いといえば、女性客にはうれしいひざ掛けや荷物置きバスケットも用意されていました。買い物帰りで荷物が多いときや少し冷え込む夜にこんなサービスがあれば、ちょっとポイント高いかも。
ＪＲ京都駅から徒歩5分というアクセスに加えて、コーヒーまでついた本格洋食ランチが720円からいただけるというコストパフォーマンスのよさが、観光客だけではなく、近隣のビジネスマンにランチのお店として認知されている理由ではないでしょうか。