【京都】ニューオープン・リニューアルオープンのお店（下京区・東山区）

【閉店】鹿児島焼酎と和酒のアンテナショップ『奥村酒店』OPEN！

梅小路公園そば、角打ちスタイルなら蔵人の想いも届くはず

2017/07/27

本格焼酎の風味をベースに、掛け合わせの意外性が楽しめるカクテル（各種一杯500円）

梅小路公園の北向かい、ＫＹＯＣＡビルにオープンした『奥村酒店』さん。
希少な鹿児島焼酎と和酒の品ぞろえにこだわった酒屋さんです。
路面店ではなく、ビル2階のその奥に位置するお店は、路地裏に見つけた隠れ家的な趣。

実はこちらのお店、金・土・日だけ入口が二つになります。
一つ増えた入口からは、角打ちＢＡＲで、ダレヤメが楽しめるという仕掛け。

聞き慣れぬ、角打ち（かくうち）とは、酒屋さんの一角で立ち呑みすること。そしてダレヤメとは、鹿児島の方言で、一日の疲れを焼酎で癒す晩酌のこと。ダレ（疲れ）をヤメ（止め）るから。転じてこちらのお店では、鹿児島通の店主がフードメニューの中の分類として、塩ゆで落花生や豆腐入りさつま揚げなど、焼酎に合うおつまみをオーダーするときに一目でわかるよう、シャレで名付けたとのこと。

希少な限定流通の日本酒『裏月山　縁』他、蔵元こだわりの逸品を大切に届けていきたいとのこと。

酒販売コーナーは手前、角打ちＢＡＲコーナーは奥の扉から

店主と焼酎の出会いは、憧れの歌手扮するテレビ番組での芋焼酎造りのシーン。その歌手が当時愛飲していると噂された芋焼酎を実際に飲んで感動し、どんどん焼酎の魅力に引き込まれて、いつしかボトルの向こう側の造り手の世界を覗きたくなり、本場鹿児島の蔵元に足繁く通っては、蔵入りし仕込みを体験させてもらえるまでに。
早朝からの丹精込めた作業に厳しい表情を浮かべた杜氏が、仕事を終えたダレヤメでは、ごく優しい表情で焼酎や地の料理を勧めてくれる。こんな蔵人の人の温かさと想いや郷土の文化も含めて、まるごと知ってもらいたくて奥様も巻き込んで、角打ちスタイルのお店を開いたんだそうです。

こだわりのお酒を買い求めるもよし、週末にワンコイン500円でサクッと一杯ひっかけるもよし。
店主考案の乙な焼酎カクテルはポップな色合いで斬新、奥様考案の冷たい甘酒は美肌潤う、甘酒スパーク（350円）、甘酒スムージー（500円）もおすすめです。

店名	奥村酒店
住所	京都市下京区朱雀正会町1-1　KYOCA Food Laboratory 206
TEL	075-746-7882
営業時間	16：00～22：00　平日 11：00～22：00　土・日曜、祝日（ラストオーダー　21：45） ※平日は、配達のためオープンが遅れる場合があります。
定休日	月・木曜
HP	http://www.okumura-sake.com/
詳細	まいぷれ掲載ページ

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