【京都】ニューオープン・リニューアルオープンのお店（下京区・東山区）
お茶の街・和束をビールで発信するブリューパブ。『Kyoto Beer Lab(京都ビアラボ)』OPEN！【京都・七条】
七条通りから西木屋町通を一筋北へ。高瀬川沿いでいただく出来たての和束茶ビール。
2018/05/18
First Batch(ファーストバッチ)という言葉、みなさんご存知ですか？
初醸造、という意味のこの言葉。クラフトビール通でなければ、聞きなれないのも当然。
出来たてビールが味わえる醸造所併設のお店『ブリューパブ』は京都では貴重な存在なんです。
代表の村岸さん、実はまちおこしや町屋の再生を手掛けるNPOの代表も務めていらっしゃいます。
なぜビール？かというと。きっかけはお茶の町・和束。
まちおこしの一環で、お茶農家さんにアルバイトに来る若者のためのシェアハウス作りや、和束を盛り上げるイベントを開催する中、特産の和束茶で何か新しいものが作れないかと試行錯誤された結果生まれたものなんだとか。
ビール樽を椅子代わりに、高瀬川のほとりでいただくこともできますよ。
大きなタンクから出来たてビールが！サーバーのハンドルは貴重なお茶の木だそう。
その和束茶ビール、目新しさだけではありません。ビール好きを満足させられる美味しさを目指して改良を重ねた味は、本物。
かぶせ茶を使ったホワイトエールはまず甘いお茶の香りに驚きます。ビールを仕込むときの温度帯と甘みのあるおいしいお茶を煎れる温度帯が違うことから、開発には一番苦労したそう。
ほのかな甘さで、ビールの苦みがニガテ、という女性にもオススメ。
その他、ほうじ茶を使ったものや、わさび(！)のビールもあり、全種類飲み比べてしまいたくなります。
「そんなにたくさん飲めないし…」という方には、小さめのグラスで三種のお好きなビールを試せるテイスティングセットもありますよ。
また、ビールだけではなく、おいしい和束茶も頂けるので、飲めない方と一緒でも楽しめます。
店内のタンクで仕込まれるビールは、季節によってこれから変わっていくそうで、いつ行っても新しい出会いが出来そうです。
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