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行ってきました!会ってきました! 京都市下京区・東山区ってこんなところ

まさに旬!! 東山区出身のアーティストさんに取材してきました!!

世界で活躍する2人の地元話を聞いてきました!!

東山区出身!! アコースティックデュオ『フラリーパッド』

2016年4月20日。
京都のシンボル「京都タワー」のテーマソングがついにCD発売されました!!
その名も『京都タワーにのぼって』

男性2人組のアコースティックデュオ『フラリーパッド』が歌うこの曲はポップで軽快なサウンドが印象的なさわやかソングです!!

『フラリーパッド』のお2人、実は東山区出身なんです!!
ギター担当の清水英之さんと、ウクレレ担当の前田大輔さん
清水さんは東山区本町、前田さんは本町でも東福寺周辺のご出身で、これは取材させていただかないと!!
と、言うことでお2人に地元のこと、お2人のこと、そして『京都タワーにのぼって』について少しお話を聞いてきました!!
ギター担当:清水英之さん(左)、ウクレレ担当:前田大輔さん(右)
ギター担当:清水英之さん(左)、ウクレレ担当:前田大輔さん(右)

フラリーパッド結成秘話

実はお2人、小中高と同級生の幼馴染なんだとか。
中学生の頃、お兄さんの影響でエレキギターに興味を持ちスタートしたという音楽。

今から思えば全く違うジャンルなんですが、それぞれ違う専門学校を卒業後、ギターの講師をされていた時に前田さんはウクレレと出会われたんだそうです。(以下敬称略)

前田『ウクレレって皆さんなんかコミカルなイメージじゃないですか??始めは正直とっても嫌でした(笑)』

とおっしゃる前田さん。
確かに、テレビなんかで見るウクレレ奏者の方ってコメディな感じですね(笑)

前田『でも講師をしていく中でウクレレの魅力に触れ、気づけばハワイアンのバンドをしていたんです。そんな時、地元のギャラリーカフェ『集酉楽サカタニ』さんでライブをすることになり、オリジナル曲も披露したのですがその時・・・』

清水『それをたまたま地元の友達と一緒に僕が観に来ていたんです!!
ハワイアンのバンドになんて興味がなかったのですが、オリジナル曲を聞いてこれは!!と思って声を掛けたのが結成のきっかけなんです。そこから2人で活動を始め、フラリーパットが誕生しました。』

まいぷれ『えっ!!じゃあフラリーパッドの結成も地元でのライブがきっかけなんですか?!』

お2人『そうなんです!!』


デビューのきっかけも?!

地元の方にはお馴染み!!<br>『高山彦九郎像』
地元の方にはお馴染み!!
『高山彦九郎像』
まいぷれ『それからフラリーパッドの活動をスタートされたわけですが、デビューのきっかけは?』

前田『2人での活動を始めて、もっとたくさんの方に聞いてほしいということで、ストリートライブをしたんです。』

清水『そこでたまたま地元のテレビ局の方に声を掛けられ、その時はどなたなのかも知らず、次回のライブのチラシを渡したんです。』

前田『そしたら本当に来てくださって。それがきっかけで回りまわって東京のデレクターさんと出会い、CM曲に起用していただいたり、そこからコンピアルバムへのお誘いを頂いたりと、あれよあれよという間に、CDデビューに至りました。(笑)』

そのきっかけとなったストリートライブを行ったのが、なんと京阪三条の通称土下座前!!

ここでもまさかの地元東山区での活動がきっかけになっていたそうなんです!!

お2人にとって東山区は本当に縁が深い場所なんですね!!

それぞれの地元の想い出

地元がきっかけとなり、結成からデビューまで果たしたお2人。
地元の想い出をお話しいただきました!!

京都は変化が激しい街のようですが、実際は意外と昔のままなところもたくさんあり、特にお2人の想い出の土地はさほど変わっていないそうです。
豊国神社に智積院。今思えばすごい場所で遊んでいたんですね!!
豊国神社に智積院。今思えばすごい場所で遊んでいたんですね!!
まいぷれ『じゃあまずは清水さん。
地元の方との想い出や行事ごとなど印象深いのは?』

清水『想い出と言えば・・・、豊国さんで遊んだことですね。夏にはお祭りとかもありましたし。あと、智積院。芝生のところでよく走り回ってました。今となっては遊ぶ場所だなんて考えられないですけどね(笑)』

まいぷれ『そうですね、確かに昔は地元の子供たちの為の場所でしたもんね!
お店はどうですか?想い出のお店は?』

清水『そうですね。女坂にある喫茶『坂』。学生の頃バイトしていた場所です。』

まいぷれ『女坂にあって『坂』!忘れない名前ですね!』

清水『そうなんです(笑)お世話になった場所で今でも思い出深いお店です。最近行けてないのですが・・・』

と、言うことで少しお話を伺いに行ってきました!!
喫茶『坂』
喫茶『坂』
通称『女坂』とは、智積院と妙法院の間から東へ続く坂道のことで、中腹には京都女子大学などがあり、京都の才女が集まる場所。

東大路通りから少し上がった場所に喫茶『坂』はありました。

昔ながらの喫茶店で、ランチ時には学生さんやこの辺りにお仕事へ来られたサラリーマン方で賑わっています。

長年働かれている浜崎さんという女性が、当時のことを覚えていらっしゃいました!!
浜崎『あぁー!清水くん!!覚えてますよ。頑張っていたと思います。
20日、新聞に大きく載っている彼の姿を見て、変わらないなぁーと懐かしく思いましたよ。
これからも世界で活躍して頑張ってね。陰ながら応援しています。またいつでも来てね。』

というメッセージを頂けました!

当時から頑張り屋さんだった清水さん。
他にもたくさんアルバイト経験はあるようですが(笑)、とてもいい雰囲気のお店だったので、こちらでの思い出が印象に残っているというのもうなずけます。
東福寺周辺は庭?!<br>今でもよく訪れるそうです。
東福寺周辺は庭?!
今でもよく訪れるそうです。
まいぷれ『前田さんはどうですか?』

前田『そうですね。僕は東福寺のあたりで育ったので、通天橋を渡って保育園にも通いましたし、実家のお墓は東福寺。小さい頃は東福寺周辺での思い出が多いかも。
後は、5月にある瀧尾神社でのお祭りで「ちまき」をもらうのがうれしかったです!』

まいぷれ『瀧尾神社さんのお祭りは盛大ですもんね!!
ちまき、いいですね(笑)
お店はどうですか?同じくバイト先の想い出とか。』

前田『実は・・・僕も女坂でバイトしていたんです。もう少し上の「ぐるんぱ」っていうところで。
ファンの方も行ってくださったようで。』

女坂って意外とお店がたくさんあったんですね!!知りませんでした・・・。

こちらも実際に行ってみましたよ!!
『ぐるんぱ』
『ぐるんぱ』
こちらは本当に大学の目の前。

先ほどのお店よりもっと上まで坂を上ったところにありました。

こちらも老舗の喫茶店。
レトロな雰囲気がすごく街にフィットしていておいしいランチが出てきそうな感じです。

おじゃました時は、閉店時間を過ぎた後だったので、残念ながらランチはいただけなかったのですがたまたまいらっしゃった奥様にお話を聞くことができました。

まいぷれ『フラリーパッドの前田さんがこちらで働かれていたようなんですが・・・』

ぐるんぱ『あぁ!!あのすぐやめた子ね!!

まいぷれ『えっ?!』

ぐるんぱ『3日くらいでやめたよ、やる気ないっていうからクビにしたの。』

まいぷれ『!!!!!』

ぐるんぱ『でもね、好きなことやとほんとにうまくいくんだなと思って感心してんのよ。ファンの方も来てくださってね。息子と同じ名前やから覚えてたんやけど。履歴書も残ってるよ。』

衝撃的なお話からスタートしてどうなるかと思いましたが、奥様は縁の深さを感じていらっしゃるようでした。
と、言うのも・・・

ぐるんぱ『実はね、息子がギターを始めたとき、三条のほうに習いに行ってたんよ。その時の先生が、前田君の相方さん(清水さん)やったんやって!すごいでしょ?』

まいぷれ『すごいご縁ですね!』

ぐるんぱ『そうなんよ。だからうちでは3日やったけど(笑)、頑張ってるのを聞いてうれしくなったわ。これからも活躍を期待してるからがんばってね!!』

最後はとても暖かいお言葉を頂いて撮影にも快く応じてくださいました!

『坂』さん、『ぐるんぱ』さん、お忙しい中ありがとうございました!!

お2人の想い出

前田『あ、そうそう。疎水で釣りもしました(笑)』

清水『昔は大丈夫だったんですよね。今はダメでしょうけど。琵琶湖疎水なのでブラックバスが釣れました。』

前田『小学生の時はすぐそこで釣れたんですよ!友達の間で流行ってました(笑)。』

清水『あとはよく二人で銭湯に行きましたね。お泊り会をしたら必ずみんなで銭湯へ行って。
正面湯がなくなったのはショックでしたね。
大人になってからも練習の後に打ち合わせがてら銭湯であそこはどうだこうだってはなしてます(笑)』

前田『僕は小さいお風呂が好きで、七条通りにある大黒湯が好きです。今でもやってるのかな・・・』

昔はあちこちでこんなのれん、よく見ましたね。
昔はあちこちでこんなのれん、よく見ましたね。
前田さん!!
ばっちり営業されていましたよ!!

昔ながらの番台があるスタイルで、壁を挟んで男湯と女湯に分かれています。

こちらも昭和の香りが残っている、今となればとても貴重な存在ですよね。

奥様にお話を伺うことができたのですが、昔はお2人のように、小学生がお泊り会とか遊びに行った帰りにたくさんで来てくれた場所だったんだとか。

今ではお子様だけでというのも難しくなってきた時代。
なんだかさみしいですね。

定番の富士山が!!なんとなく安心します。
定番の富士山が!!なんとなく安心します。
マッサージチェアが!!あれに座りたくておねだりしたことも。
マッサージチェアが!!あれに座りたくておねだりしたことも。
続いては『京都タワーにのぼって』誕生のきっかけやMVをご紹介!
次ページへ続く・・・