平成28年5月29日　京都市消防学校の屋外訓練場にて、『京都市消防団総合査閲』が行われました。
今回は、日ごろからお世話になっている地元の郁文分団が、下京代表として総合査閲に臨まれるとのことで、同行取材をさせていただきました。

査閲の流れは、前半は通常点検、後半は消防訓練と二項目に渡っての点検となります。

通常点検では、職務遂行に必要な規律、礼式等の状況について、そして退場行進などにおいて団結力、士気及び協同動作ならびに分団長の指揮状況を点検されます。

この日を迎えるまで、夜毎集まっては、繰り返し訓練を続けてきた郁文分団。
分団長が号令をかければ、打てば響くようにそれに応える団員、その一体感は、観ていてとても気持ちよく、一つ一つの動作が美しく映りました。

消防訓練では、火災現場での放水活動に必要な技能の習熟状況を点検されます。

小型動力ポンプにホースを3本延長させ、数キロ先の火元へ放水。
息の合った連係プレーで、ホースの先から勢いよく放たれた水が、見事火元を捕らえた瞬間は、会場から大きな拍手が起きました。