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留学生の日。日本文化に触れる茶道体験

京都国立博物館にお茶室があるのを知っていますか?

正門から見る威風堂々の明治古都館。現在は閉館中
正門から見る威風堂々の明治古都館。現在は閉館中
全国の国立博物館では、留学生に日本文化への理解を深めていただく目的で、毎年「留学生の日」を実施しています。京都国立博物館では、10年以上前から、例年11月初旬ころに実施されていました。
ちなみに、京都国立博物館では、近畿一円の大学にチラシやポスターで告知を行い、毎年100名前後の参加があるとのことです。今年は、展覧会の日程などの関係から、9月9日(金)の実施となりました。この日、留学生は博物館内の平成知新館を無料で観覧、お茶室で表千家流の茶道の作法体験をしました。
このお茶室「堪庵(たんあん)」は、昭和33年に上田堪一郎氏より寄贈された、江戸時代初期の京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物です。京都国立博物館では、茶会などの利用に貸出を行っていて、貸出がない日は、来館者向けに庭まで開放しています。
今年の留学生に日では、表千家流のお手前が披露され、留学生たちは茶道を通して日本文化を体験。茶道の成り立ちから現在までのレクチャーを受けた後、お茶室から眺める晩夏の日本庭園を楽しんでいました。

堪庵(たんあん)

お手前が行われた堪庵。お茶会のみならず、句会、華道、撮影など、さまざまな文化的な会に利用できる。
利用時間:午前9時30分から午後5時30分まで
*金曜夜間開館日のみ午後7時30分まで延長
休室日:毎週月曜日、年末年始、その他休館日

留学生たち

表千家流の作法のレクチャーを受ける留学生
表千家流の作法のレクチャーを受ける留学生
こちらは、フィンランドからの留学生
こちらは、フィンランドからの留学生
中国出身の大阪大学の留学生2人組。色鮮やかな民族衣装がとても素敵。これでも民族衣装としては「普段着」だとか
中国出身の大阪大学の留学生2人組。色鮮やかな民族衣装がとても素敵。これでも民族衣装としては「普段着」だとか