行ってきました!会ってきました! 京都市下京区・東山区ってこんなところ
松原京極商店街マルシェと松原通り元気市を行ったり来たり
松原通について
松原通は、東は清水寺から、西は西大路をこえて春日辺りまで、東西を繋ぐ道です。
古くは五条松原通と呼ばれていたが、秀吉公が現五条通に五条大橋を架けかえたため、松原通と呼ばれるようになったそうです。個性的な商店や寺社が並び、片道一方通行の道幅でお向かいさんと近いこともあってか、所々で地元のコミュニティーが形成されて、近頃では大学生も巻き込んだ様々なイベントが開催されています。
11月5日は、そんな松原通を盛り上げるイベントが2か所同日開催とのことで、ハシゴして楽しんできました。
先ずは、松原京極商店街マルシェ
堀川~西洞院間で月初めの土曜日に開催されるマルシェ。
弁慶が千本目の太刀を奪おうと牛若丸に挑みかかった五条大橋は、実は五條天神そばの松原西洞院に架けられていたという言い伝えが残る。それにちなんで、弁慶と牛若丸がシンボル。
松原京極商店街振興組合の呼びかけに、京都各地から集まった軒先マルシェが並びます。
漫画家『アシタモ』さん製作ののぼり
ほのぼのした似顔絵をかいてもらえます
採れたて野草の『バカボン』さん
大原の畑のど真ん中で音楽祭を計画中とか
自然栽培の『ウメちゃんファーム』さん
安全でおいしい、珍しい野菜と出会えます
北山から種類豊富な煎餅『たけのうち』さん
実はご飯のお供のプロフェッショナル
くまどり体験?
カフェ・ギャラリー『ときじく』さんにて
親子で大変身中
劇団前進座スタッフによる本格的なメイクアップ
今回のマルシェでは、カフェ・ギャラリー『ときじく』さんにて、隈取体験をされていました。
歴史ある劇団前進座の初春特別講演の演目が『雪月花源氏旗揚ー牛若丸ー』とのことで、弁慶と牛若丸が出会った五條天神ゆかりの松原京極商店街にて貴重な隈取体験が実現したそうです。
変身後には、五條天神から堀川まで練り歩くそうで、絶好のシャッターチャンスです!
変身が終わるまでしばらく時間がかかりそうなので、次のイベント会場へと急ぎます。
松原通を東へと自転車を走らせます。
烏丸、河原町、松原橋を渡って河原町へと抜け、大和大路辺りからは上り坂。
自転車で約15分ほどの移動時間です。
続いて、松原通り元気市へ
六道之辻付近~東大路間で年2回(11月・3月)に開催される市。
六道さんで親しまれる六道珍皇寺には、地獄の閻魔大王に仕えたとされる小野篁が冥界への入口に使ったとされる井戸が残っています。閻魔大王にちなんで、まつばらENMAくんがシンボル。
清水寺へ向かう蛇行した坂道沿いには軒下市、周辺商店さんにはお買い得商品が並びます。
アクセサリー『さざれねこ』さん
ネコのイラストに食いついてしまいました
ENMAくん印
まつばら通り元気市らーめん
揚げ物・立ち飲み『きっちん』さん
外はカリッと、中はホクホクのコロッケ
手作りキャンドル『kaona candle』さん
色とりどりの草花をあしらったキャンドル
東山の七不思議通信『まか通(つう)』さん
これをつければ六原探偵団になれるのか?
お仕立て、匂い袋にアクセサリー。甘酒、たい焼き、コロッケに焼き豚。アートに絵本の読み聞かせ。などなど、衣・食・住を存分に満たしてくれる元気市です。
『まか通(つう)』さんは、京都造形芸術大学の学生さんらによる地域振興活動を行うプロジェクトチームで、この日は『地獄絵のおはなし』という、創作絵本の読み聞かせがあったそうです。
閻魔さんの迫力の表紙絵に、六道之辻という場所柄、子供たちがどんな顔をしてお話を聞いたのか気になるところです。
そろそろ、松原京極商店街に引き返すことに・・・。
再び、松原京極商店街マルシェに
怪しいビジネスマンの姿が
商店街を練り歩く弁慶と弁慶とビジネスマン
キメのポーズ。
ヨッ!思わず声を掛けたくなります
弁慶と牛若丸
五條天神社に精いっぱいの舞を奉納
隈取と衣装を整えて、五條天神社境内へ。
本物の役者さんから演技指導を受けて、ご本人は大まじめですが、ポーズを保つのが結構きついとみえて、すかさずシャッターを切りました。
夕暮れになって、商店街からマルシェが姿を消すころには、アコースティックライブや、お酒を片手にジャズピアノを楽しむ時間の始まりです。
あわせて、松原通を楽しむイベント
PICK UP 京都市下京区・東山区のお店 ~グルメ~