2019年6月3日（月）の夜更け、京都駅東の屋台村『崇仁新町』を取材中の出来事。
テラスの一角に、ひときわ活気を帯びた団体さん。平日の夜とは思えない熱量に圧倒され、思わずそちらに引き寄せられていくと…。
この集まりは、シモヒガ140主催「下京区東側交流会」といって、総勢約50名が肩寄せ合って酒を酌み交わしながら想いをぶつけ合う夜会とのこと。屋台村の取材の流れでちゃっかり合流、今後の下京区を占うような、エキサイティングなお話をたくさん、聞くことができました。

かつての五條楽園の面影を残しつつ、ユニークなお店が点在する菊浜学区。五条モールの1F酒場・喫茶「えでん」女将さっこ氏のもとには、夜な夜な下京区東エリアに暮らす人々が訪れる。いずれも世を憂う暗雲を笑い飛ばすような面々ばかり。下京区140周年の今年、時は熟してシモヒガ140へと結実。
一方、その南に位置する崇仁学区は、京都市立芸術大学が移転してくるのを控え、再開発の真っ只中。この屋台村「崇仁新町」も2020年夏に営業を終える予定。その間、京の玄関口という地の利に地元文化とアートが交錯し、新しい価値を生み出す“交流の場”としての役割も担っています。

シモヒガ140の活動に、崇仁新町という舞台がベストマッチ。「下京区東側交流会」には、崇仁・菊浜・皆山・稚松・尚徳・修徳・有隣・豊園・開智・永松の10学区内からさまざまな人々が集まって、ワクワクするようなつながりが生まれていました。
その活動の輪はシモヒガを越えてシモニシへ・・・
（一部編集部の妄想も含んでいます）。