2019年9月7日（土）＆8日（日）の2日間にわたり、「ENJOY COFFEE TIME vol.12」が下京区にて開催されました。場所は京都駅東に新しくオープンした「るてん商店街」。
京都の人気コーヒーショップが勢揃い、それぞれ個性あふれるコーヒーを飲み比べできる、フードも一緒に楽しめるとあって、大勢のコーヒー好きで賑わいました。

初日土曜日、残暑厳しいなか、スタートしてから1時間程度経っておじゃましましたが、会場はすでに熱気むんむん、「コーヒー飲み比べチケット」5枚綴り1300円を手に、ワクワクしながら屋台を順番に廻ってみました。

2023年に京都市立芸大が移転してくることで、俄然注目が集まっている京都駅東エリア。
その一角の広大なスペースに突如現れた「るてん商店街」。「るてん」の名には「時代に沿って流転し続ける」マーケット、の意味が込められています。
大量消費大量生産の時代は終わりを告げ、利用者の多様なニーズに合わせた、こだわりのある小さな商店が注目されています。
京都でもなくなりつつある「小さな商店」のコミュニティである「商店街」にスポットを当て、この時代ならではの商店街の魅力を発信しようと、「るてん商店街」は「週末だけ現れる商店街」として、この地に産声を上げました。
この取り組みは、下京区140周年記念の協賛事業でもあります。

この日はオープニング・イベントとして、京都各地のコーヒーショップが大集結。コーヒーに合うフードをはじめ、USEDファッション、地元商店街の七条中央サービス会の新鮮な魚や野菜、また芸大生の作品も展示・販売されて、大盛況のなか「るてん商店街」の門出を祝いました。

仕掛け人の一人・大五郎さん曰く、「イメージはあくまでまちの商店街。週末にだけ現れて、また消えていく、まるで蜃気楼みたいな週末商店街なんです」。
平日はパーキングとして利用でき、土日はマルシェとして飲食やアートで多くのひととの交流が生まれる場になる。
地元ならではの特産品や、いわゆる「京都の味」を楽しめる道の駅のような場所。しばらくは月1開催を続け、来春には「毎週末商店街」として、みなさんに親しまれ、愛されるようになっていけたら…とのこと。

「るてん商店街」は、お店をもちたいけどいきなりはちょっと…といった、ゆくゆくオーナーをめざしている方や、店舗をもたないつくり手さんにとって、また、各地で創作に励むつくり手さんどうしの交友会場にも、うってつけの場所になりそうです。

出店を考えてみたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
週末だけの商店街、京都駅東の新スポット「るてん商店街」でお会いしましょう！

■「るてん商店街」出店についてのお問い合わせ先
090‐7761‐5806　（担当：ササベ）