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受け継がれるもの 京の巧の技

本企画の始まりに寄せて

今回「まいぷれ」で京都の伝統産業の担い手の皆さんを取り上げようという企画を上げたのは、インターン生でした。京都という土地柄、歴史ある伝統産業への純粋な興味と、暮らしのすぐ傍で、受け継がれている技とその人物への興味。確かに伝統産業の自営の家に生まれた子供なら、小さいときから身近にその産業に接していたし、仕事場が遊び場と同化して育った何代目かもいたことでしょう。

しかし、彼らはただ単に家業を受け継ぐことだけで、これまで自己のアイデンティティーを確立してきたのでしょうか。

この「受け継がれるもの」という企画では、そんな伝統産業の後継者たちの視点を切り口として、彼らの伝統産業に対する思いに迫ってみました。先達から受け継いだ技を未来に繋ぐのは自分たちだという自負、挫折や葛藤、さまざまな思いがこれまでにあったでしょうし、これからもあるでしょう。そんな彼らの思いを少しでも地元の方に届けられていたら良いのですが。
最後に、この企画を上げたインターン生、龍谷大学文学部歴史学科日本史学専攻3回生の木村亮君のことに触れておきます。

木村君は、のんびりとした性格のせいか「記事はいつUPできるの? 先方に確認は取れた?」と、我々編集部をハラハラさせ続けました。でも、そんな木村君だからこそ、伝統産業の後継者たちに懐深く迫れたのかもしれません(^_^)v。木村君、お疲れさまでした。


驚きと発見の機会を与えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。 
編集部一同

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