京都の節分祭
年に一回、節分の日にだけ授与される日本最古の宝船図。
日本最古の宝船図。現物は結構大判ですが、スタンドで立てて飾る小さなサイズもあります。
うけら(左)と勝餅。宝船図と一緒に授与されます。うけらは、火にくべて節分の豆を煎って食べるとよいとされています
宝船といえば賑やかな七福神が乗ったきらびやかな船を想像しますが、こちらの宝船はいたってシンプル。この日本最古の宝船図があるとされる五條天神社では、毎年節分の2月3日に限り、宝船図を参拝者に授与しています。
この宝船は、室町時代、節分祭の当日に毎年宮中および親王や公家に献上されていたといわれ、一般大衆には配布されていませんでしたが、大正時代の中ごろからは、一般にも配布するようになったということ。毎日この宝船に厄除け・病除けを祈願すれば年中つつがなく過ごせるということで、何枚も求めていかれる方もいるそうです。
五條天神社は、西洞院松原のバス停からすぐ。かつては天使の宮、天使社などと呼ばれていたそうですが、神社の北側の松原通が五条通と呼ばれていたことから、五條天神社となったとか。
期間とアクセス
期間 | 2020年2月3日(月) |
住所 | 京都市下京区松原通西洞院西入天神前町351-2 |
アクセス | 京都市営バス西洞院松原下車すぐ 京都市営地下鉄四条駅、五条駅下車 徒歩約10分 阪急烏丸駅下車 徒歩約10分 |
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