遡ること20年前、区政70周年を機に、東山の未来を創造すべく11学区22人で結成された『東山・まち・みらい塾』。その第2期生が、東山の魅力を知ってもらおうと作ったのが東山かるた。

地元で秘めたる場所を持ち寄って、学区ごとのバランスも考えながら読み札に当てはめ、絵札は一枚一枚分担して描いたそうです。切り絵・点描・スクラッチなど工夫を凝らして、絵札を広げた時の色合いにも相当こだわったとのこと。塾生の皆さんで会を重ねること38回、ようやく出来上がったそうです。

その後、かるたの原画展が開かれたり、かるたの地を歩いて巡る散策ルート（東小路）が出来たりと、東山かるたをきっかけに、たくさんの方が東山を楽しまれたとのこと。

当時と今では、人口構成や街の風景もだいぶ変わってしまいましたが、大切にしたい情景を、世代を越えて共感できるのも東山かるたのおかげですね。
ぜひ、かるた片手に巡ってみたいと思います。

※東山かるたは、下記のサイトにて紹介されています。
歩いて楽しむ東山～東山かるた巡り～（東山区観光情報サイト）