行ってきました!会ってきました! 京都市下京区・東山区ってこんなところ
『東山瓢箪プロジェクト』のみなさんに会ってきました!
方広寺の釣り鐘をバックに、メンバーのみなさん
2020年5月22日、少し汗ばむほどの晴天。
豊国神社、方広寺さんでは『東山瓢箪プロジェクト』のみなさんが、今年の瓢箪づくりをスタートさせました。ようやく非常事態宣言も解除され、少人数での静かなスタート。マスクを嵌めて、土を耕すのも一苦労の様子。
豊国神社、方広寺といえば、瓢箪がトレードマークの豊臣秀吉にゆかりのある社寺です。
“瓢箪で風情のあるまちづくり”をテーマに活動を発足したのが2012年、この場所での栽培は2014年から。境内の片隅をお借りして始めたところ、宮司さんのご理解もあって、ここ数年は唐門のすぐ横という絶好の場所に棚が設えられます。
不思議なことに、こちらに植えた瓢箪は、千成瓢箪なのに何故だか毎年大きく育つそうです。
秀吉さんだけに、出世するのか!? 種が混じっただけなのか!? 真相は定かではありませんが、今年も立派な瓢箪が実りますように!
国宝「豊国神社唐門」のすぐ左手に棚を設けます
シャベルで土と枯草混ぜています
瓢箪の苗
ひょうたんランプの手づくりキット
大きく育った瓢箪は、お賽銭箱にも使われています
先ずの見どころは、6月末ごろ。夕方から明け方にかけて、瓢箪の白い可憐な花が咲きます。夕涼みのお散歩がてら、ぜひ訪れてみてください。
瓢箪の苗はご希望の方にも配られて、軒先を飾ったり、夏場のグリーンカーテンとしてもよろこばれます。また、瓢箪を使ったランプづくりのワークショップなど、人と人を繋ぐアイテムとしても大活躍するそうです。
瓢箪の成長とともに、緩やかにまちに活気が戻りますように。
東山瓢箪プロジェクトのホームページは
こちら。
過去の取材記事は
こちら。
<豊国神社、方広寺へのアクセス>
・京阪七条駅下車、東へ徒歩8分
・市バス博物館・三十三間堂前下車、徒歩5分