京都 梅だより
「怖い狛犬さん」で有名な塔頭で静かな梅見を
知恩院さんの塔頭※のひとつ「松宿院(しょうしゅくいん)」は、別名「松風天満宮(まつかぜてんまんぐう)」と呼ばれ、親しまれています。
建立当初は知恩院の宿坊であり、松宿庵と呼ばれていました。寛永年間(1624-1645)に、32世・松風霊巌が知恩院の中興に際して、西行が感得したという天神像を大伽藍に安置されました。後に天神像が遷されてきて、「松風天満宮・松宿院」と呼ばれるようになりました。
学文、技芸向上、家門繁栄、諸縁円満、所願成就の御利益があるとされています。
狛犬研究の第一人者である小寺教授に「京都でいちばん怖い顔の狛犬」と紹介された、陶製の狛犬さんが座しておられることでも有名な松風天満宮さん。金色に輝く狛犬さん、確かに一度見たら忘れられないお顔ですね!
そんな狛犬さんのすぐ脇に植えられている紅梅。金色に輝く狛犬さんがコントラストも鮮やかに、紅梅の紅を引き立てているようです。境内には正月に花をつける寒桜をはじめ、この時期は梅、春には桃と、季節ごとに表情を変える木々が、移ろう景色を楽しませてくれます。
観光向けのオープンな塔頭ではありませんので、個別応対はされていません。静かにご拝観ください。(編集部より)
※塔頭(たっちゅう):本寺の境内にある小寺。
1月下旬 つぼみがふくらみ始めています
可憐な紅梅が、観るものを穏やかな気持ちにさせてくれます
紅色の梅と金色に輝く狛犬さんとのコントラスト
迫力!梅を守るように鎮座されています
可憐な寒桜。1月が見ごろ
2月末 白梅も咲き誇り、紅梅とのコントラストを楽しめます。狛犬さんに見守られながら…
(写真・開花状況は撮影当時のものです。)
◆アクセス
・地下鉄東西線東山駅より南へ徒歩10分
・京都市営バス知恩院古門下車すぐ
文子天満宮(あやこてんまんぐう)の梅
全国の“文子さん”が集まる天満宮さん
松宿院(松風天満宮)の梅
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京都はんなり 梅コラム ~日本人の食と梅を中心に~
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