近年、外国人観光客をはじめ京都を訪れる人の数は増加の一途をたどり、市内中心部ではホテルの建築ラッシュが続いています。東山観光の拠点となる五条坂近辺も例外ではなく、大型ホテルからラグジュアリーホテル、ホステルやサービスアパートメントといった小規模な宿泊施設など、次々と新たな建物がお目見えしています。そんな中、外国人旅行者や若い人に特に人気なのが、比較的低料金で利用できてファシリティーも充実しているホステルタイプの宿泊施設。
「IMANO KYOTO KIYOMIZU HOSTEL」は、今年（2017年）11月にオープンしたばかり。地上5階、地下1階建て、ベッド数113台の中規模ホステル。五条坂の交差点から徒歩１～２分という抜群のアクセスに加え、ドミトリータイプの部屋が多いということで、やはり宿泊客の数は外国人のほうが多く、日本人は４割にとどまっているんだとか。

各階の共用部にはシャワールーム、トイレのほか、電子レンジ、ケトル、冷蔵庫を備えたユーティリティーブース、ランドリーブースなど、連泊で滞在する旅行客にとってはうれしい設備が充実しています。畳を採用した和室は、室内にトイレ、洗面所を完備。家族連れには安心です。また、4階・5階は女性専用フロアになっています。各フロアに足ツボマッサージ器やコットン、綿棒が使えるパウダースペースなど、女子にとっては心憎いサービスが。女性専用フロアなので、お風呂上りにも周りの目を気にすることなく部屋に出入りできます。もちろん、WIFI、24時間フロントサービス、ドライヤー、シャンプー・リンス、ボディソープなどのアメニティーは無料で使えます。

1階のカフェ＆バーは全面ガラス窓からの採光で明るく、広々としたスペース。朝食、ランチ、バータイムなど、いつでも利用可能。たこ焼きパーティーやクリスマスパーティー、年越しそばパーティーなど、宿泊者が参加できる楽しい企画も充実しています。
「寝るだけだから安くていい」から「安くて快適な時間を過ごせる場所」へ。ホステルのあり方も時代とともに変化してきています。最新のファシリティーとサービスで体も心もリフレッシュし、京都での滞在を思い出深いものにして帰ってほしいものです。