行ってきました!会ってきました! 京都市下京区・東山区ってこんなところ
11月18日、東山で二つのイベント、『樹下祭り』と『太閤まつり』が開催されました。
この二つのイベントは、豊臣秀吉の生誕480年に関連したイベント、ということで両方とも行ってみました!
新日吉(いまひえ)神宮の樹下(このもと)祭り
豊臣秀吉の生誕480年を記念して、今回から始められた祭祀。
秀吉公に思いを馳せつつ、しめやかに執り行われました。
こちらの場所、今は新日吉神宮境内社「豊国神社」という名で呼ばれています。
しかし、元の名は「樹下社」(このもとのやしろ)と言い、徳川幕府により豊国大明神(豊臣秀吉公)が壊された後、密かに公の御霊をお祀りするために建てられました。
名前の由来は、秀吉公が「木下」姓と、「日吉丸」(幼少時代)の名前を名乗っていたので、「樹下社」「新日吉社」の名前でカムフラージュして、徳川幕府の監視の目をくぐってきたと伝えられているそうです。
小さな神社ですが、徳川幕府時代に祭祀を途切れることなく続けた貴重な神社です。
■新日吉神宮
■京都府京都市東山区妙法院前側町 東山区妙法院前側町451-1
第三回太閤まつり
こちらの太閤まつりは、豊国神社の境内とその周辺を使って開催されました。
豊国神社は江戸時代に取り壊された豊国大明神を、明治の頃に豊臣家にゆかりがあった旧大名家の方が再興した建物だそうです。
秀吉が庇護し、今では日本を代表する文化・芸術に発展した茶道と能を、学生さんが実演・体験させてくれるブースを設けたり、商業の発展させた秀吉の功績にちなんで、地元の商店さんによる物販ブースやフリーマッケットもあり、楽しみながら太閤秀吉に思いを馳せることができる、良いイベントでした!
■豊国神社
■京都府京都市東山区大和大路通り正面茶屋町530
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